オーガニックコスメの原料には基準がない
オーガニックコスメの原料には基準がなく、メーカーによって成分の配合割合が異なることも多くあります。
海外では認定基準ができており、日本でも認定団体がその基準に基づいて製造メーカーへの案内がされるようになっています。
化粧品の基準はとても多くあり、ナチュラルコスメとオーガニックコスメの違いについても判断が難しいこともあります。
ナチュラルとあるものは天然成分についての基準となっており、オーガニックは原料についての基準となっています。 日本ではオーガニックの原料となるものが少ないため、基準については曖昧な点が多くなっています。
海外でも認定協会によって含まれている成分に違いがあることも多くありますが、大まかな点について案内がされているため、認定協会のマークが入っている商品は安心ができるものとなっています。 どこまでの成分を協会が許すのかに違いがありますが、有害な成分が含まれている商品は認定を受けることができません。
一般的な化粧品には乳化剤や界面活性剤が含まれていることが多くありますが、オーガニックコスメにはこのような合成添加物は含まれていません。 今までの化粧品では欠かせない成分といわれていましたが、完全オーガニックの商品では自然素材で代用がされています。
オーガニック原料の多くはヨーロッパやアメリカ、オーストラリア原産となっており、日本では輸入をして製造を行うようになっています。
オーガニックの成分の80%以上は植物由来となっており、世界を対象に厳選された農場で生産がされるようになっています。 化学肥料や農薬を使わずに丁寧に育てていくこととなるため、生産を行う環境が何よりも大切なものとなっています。
オーガニックコスメは植物の生産段階からしっかりと管理され、安全性のテストも行われています。 防腐試験や細胞に対しての影響を判断する試験も行われているため、人体に悪影響を与えてしまうことのないように製造されています。
原料の安全性と、製造段階の安全性の2つの段階で厳しい基準となっているため、オーガニックコスメはとても安心のできるものとなっています。 多くの商品から選ぶ際には認定マークなどを確認すると、より安全性の高い商品を選択することができます。