日本にも上陸してきたオーガニック化粧品
日本でオーガニックコスメが登場したのは、21世紀になってからであります。
それまでは、ドイツで開発・研究されていたのですが、天然成分100%の化粧品いわゆるオーガニックコスメを作って欲しいという要望が高くなってきたのです。
天然成分100%で化粧品を作るというのは、容易ではなく、どうしても化学成分や合成成分に頼らざるをえなかったのです。 日本でも研究・開発の結果、天然の界面活性剤と呼ばれる「水添レシチン」以外は、天然の物にすることが可能になってきました。
この水添レシチンですが、安全性の高い物で間違った知識を持った人が、合成界面活性剤と言いますが、いい加減な定義によってそのようになっているだけで、実際はそんなに危険な物ではないのですよ。
このような研究・開発により、日本は世界でも一番と言っていい程、オーガニックコスメの水準を持つようになり、環境大国のドイツと共にさまざまな天然由来の商品を世の中に出していくのではないでしょうか。
日本でもオーガニックコスメは、だんだんと増えてきていますが、ナチュラルコスメとの違いをはっきり認識する必要があります。
日本には、オーガニックコスメの第三者認定機関がないので、これをはっきり覚えておかないと正しいオーガニックコスメを購入できないと思います。
まず、ナチュラルコスメは、オーガニックコスメより曖昧な表現を使っているというのを覚えておいて下さい。 ただ、天然由来の物を原料に使っているだけで、ナチュラルコスメと表現していますが、製造するのに合成成分を使っていることがあります。
オーガニックコスメの中にも、誇大広告があり、雰囲気やなんとなくで買われてしまう方もいますので、注意してよく見ることをお薦めします。 新製品が登場したら、すぐ飛びつくのではなく、成分表示など口コミをよく聞いて選ばれる方がいいでしょう。