オーガニックコスメとケミカルコスメの違い
一般に販売されている化粧品の多くは、保存期間を長くするためや、肌の表面を美しく見せるためなどの理由で合成化学成分が含まれており、これの一般の化粧品のことをオーガニックコスメと比較をしてケミカルコスメと呼ぶことがあります。
オーガニックコスメは、自然由来成分を配合、もしくは自然由来成分で作られた化粧品ですから、この一般の化粧品であるケミカルコスメにふくまれている成分で、アレルギーや肌荒れを起こしている方は、オーガニックコスメに変更することで、比較的症状がマシになったなどということもあるようです。
長年愛用してきた一般化粧品でも、年齢やホルモンのバランス、そして長年使い続けてきたことである日突然、今まではマッチしていた化粧品が体の中の防衛反応が過剰になって、花粉症と同じようにアレルギー症状を起こすということもあります。
ケミカルコスメだから全部体に悪い!というわけではなく、体に異物が入ってきた時の防衛反応の鈍さやご自身の現在の体質、体調によって合う合わないということが決まってくるようです。 反対に、長年同じオーガニックコスメを愛用してきたのに、ある日突然、お肌に合わなくなるということもあります。
皮膚科のお医者さんから、アレルギーの原因の物質だから触れないようにと注意をされたもの以外は、ケミカルコスメだから絶対に使わない!と過敏になりすぎずに、ケミカルコスメ、オーガニックコスメを問わず、ご自身にマッチしたものを使うようにしたいですね。
オーガニックだから最初は肌が荒れるという説もありますが、お肌が赤くなる、ヒリヒリするなどの症状が出てきた場合には、例え自然成分のものでも合っていない可能性もありますから、一旦オーガニックをお休みして、時間をおいてから挑戦をしてみるなど注意をしましょう。